B級映画製作でお馴染みのアサイラム社がついにベン・ハーに手を出しちゃうのか!?という嫌な予感しかしない映画…監督はこれまたお馴染みのアサイラム専属のマーク・アトキンス(;´д｀)
傭兵となったベン・ハーが小さな田舎町を救うというベン・ハーとは言うが随分と規模の小さいお話し。本家のような大迫力のスペクタクルシーンがあるわけでもなく、大人数のエキストラを動員した迫力のある戦闘シーンがあるわけでもなく終始に渡り小規模な展開…。
ベン・ハーが力を貸す青年が弱いのに威勢だけは一人前でベン・ハーに説教したりで腹が立ちます(-_-)
その他の若者達もベン・ハーの言うこと聞かない守らない…もう知らんわ…。
アサイラム特有のお喋りで尺稼ぎが健在…。ベン・ハーと言えば闘技場なのだが、闘技場への持って行き方が強引です…。と…思ったら結局行かんのかーい(´・ω・`)
ベン・ハーらしさがあるのは馬二輪車だけですな…。二輪車でのチェイスシーンは迫力があります。
行き当たり的に始まるラストバトルは意表を突かれます。言われなければベン・ハーらしさは皆無ですし、ベン・ハーである必要性は無い…。全体的に地味ですが、アサイラム社製作の時代劇としては観れる方です。ただあえて観る必要は無い映画です。
