アノ

Mのアノのレビュー・感想・評価

M(1951年製作の映画)
4.3
ラング版に負けず劣らず傑作。
娘を探すためにアパートから飛び出す母親の速度からして最高だ。

ラング版唯一の欠点である「裏社会の人間たちが殺人鬼狩りを決める会議シーンの鈍重さ」が、こちらではボスのマーティン・ガベルのキャラクターを強烈(弁護士への不気味な態度!)なものにしてカバーしているのが白眉。
一方、デヴィッド・ウェインが過去を語りだしてからは少々ダルい。
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