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ぼくの名前はズッキーニのleylaのレビュー・感想・評価

ぼくの名前はズッキーニ(2016年製作の映画)
3.8
セリーヌ・シアマ脚本ということと尺が短いので観ました。

これは特別じゃない、今もどこかにいる子供たちの日常。たまたま不運な家庭に生まれてしまった子たちの人生の一片をストップモーションアニメで描く。

事情があって親がいない、親と住めない子たちが暮らす孤児院。みんな心に傷があり孤独を抱えている。
「親ガチャ」という言葉を思い出しました。

孤児院にいる仲間同士がお互いを知り仲を深めていく、友情と希望の物語。出会いと別れを経験しながら、これからもあの子たちは成長していくんだなぁと思うと愛おしくなります。

ちょい不気味で個性的なキャラがいい。
髪&目の周りがブルーとか、子供っぽいキャラなら観なかった。

声優の子供たちが実際に動きながらアフレコしているメイキングが面白い。リアリティが生まれてるのは、この手法のためだったんだ。


📌MEMO ↓メイキング映像を貼っておきます

https://www.youtube.com/watch?v=tpiiz93e_Xc&t=37s
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