ネギトロ

ぼくの名前はズッキーニのネギトロのレビュー・感想・評価

ぼくの名前はズッキーニ(2016年製作の映画)
4.2

『KUBO』とは全く異なるタイプのストップモーションアニメーション。
とにかく目ん玉が動く!

親が何らかの問題を抱えるこどもたちが集まって暮らす施設。親を失ったズッキーニはそこへ連れてこられる。個性的な友達と打ち解けていく中で、ズッキーニは新しく施設にやってきた女の子に心ひかれていく。誰にも愛されない彼らのこころを人形にしかできないリアリティで描く。

最初は顔色の悪いズッキーニくんにあまりいい印象を持てなかったが、見終わるといとしくてたまらない。

メイキングによると、演技経験のほとんどないこどもたちに実際に身体を動かし演技をしてもらいながら音声を録ったらしい。なるほど、声にもリアリティがあるわけだ。字幕がおすすめ。

2017-159
ネギトロ

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