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ぼくの名前はズッキーニのwoosのレビュー・感想・評価

ぼくの名前はズッキーニ(2016年製作の映画)
4.2
新宿ピカデリーにて字幕版を鑑賞。
2018年新作劇場鑑賞16作目。
客席はほぼ満席。
テーマ「子供に関する社会問題」

[全体として]
ストップモーションアニメで可愛い体裁を取っているが、きっと現実にあると思われるかなり重いテーマだと思うし、フランスということもあり、それがかなり多人種的に関わる問題だということもわかり、一筋縄ではいかない作品だと思う。
ユーモアもあるが結構ブラックだし、日々のうのうと生きている自分としては泣けてくる。

[良かったところ]
悲惨な家庭環境ってのは確実にあって、そんな環境に生まれたこの子達は、それでも手を取り合って明るく暮らしていて、そこには確実に救いがある。そんな事を教えてくれる映画なので、色々考えさせられた。
65分という比較的短い映画だが、画面に読み取れる情報量が多くて、展開も何てことない話が続くが、テンポが良くて作り手のメッセージがよく伝わる映画だと思う。

[気になったところ]
コレは完全に大人向けだなあ。

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ボンクラの自分にも非常に突き刺さる映画でした。オススメです。
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