まあまあだった。
ストップモーションアニメの雰囲気が合っていた。
内容はけっこうリアルで、ちょっとえぐい部分もある。
暗めのストーリーではあるけど、楽しんで観られる。
思ったよりも話がうまくいき過ぎて、期待した程ではなかった。
雪山で子どもたちがいわゆる”普通の”家族の様子をじっと見つめる目が忘れられない。
最初はただのイヤなヤツという印象のキャラクターとも自然に友情が芽生えていく描写が良かった。
最後の、子どもたちによる畳みかけるような質問攻めが胸をえぐった。
どんな人も、初めはみんな赤ちゃんで子どもだったということを考えてしまった。
子どもは何も悪くない。
そしてたぶん、皆が思っているよりもずっと、強くて賢くて壊れやすい。
