なつ

ぼくの名前はズッキーニのなつのレビュー・感想・評価

ぼくの名前はズッキーニ(2016年製作の映画)
4.5
アルコール依存症の母親と2人暮らしのズッキーニ(イカール)。だがある日、ある出来事により母親が亡くなってしまう。警察官のレイモンがズッキーニを施設へ連れてゆく。施設で様々な事情の子供たちと暮らしていくというストーリー

アニメーションと思って観たら、
約1時間という短い時間にドキュメンタリーのような重さのあるお話でびっくりした
これはぜひ大人に観て欲しいアニメだ

イカールはズッキーニと呼んでもらう事にこだわったり、ビールの缶、凧など酷いことをされても親からの愛を信じている純粋な子。そこがまず泣けるポイントになる

また施設では強盗、薬物依存、性的虐待など親の事情により集まった子供たち。
これはアニメだけれど、世界中でたくさんいると思うとリアルな仕上がりだ

ハッピーエンドだったが
ズッキーニのように施設にいるシモンたちも愛してくれる新しい親が見つかるといいなと願わずにはいられないラストだった
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