西村大樹

標的の島 風かたかの西村大樹のレビュー・感想・評価

標的の島 風かたか(2017年製作の映画)
3.5
国が行っている通り、沖縄の島々にミサイル基地を配置すれば、アメリカの中国の盾にはなる。しかし、基地があることで文字通り「標的の島」になる可能性が高い。孤立している島が攻撃されたとき、住民たちはどうすればいいのか?
アメリカの属国である日本。屁理屈も理屈として押し通そうとする政府の無茶苦茶さと、経済的な部分で賛成するしかない住民もいるという現実もしっかりと捉え、基地問題をわかりやすく説明している。
が、ナレーションが少し多い感じが。テレビなら、周りの環境から考えて声で説明する方がいいが、映画というスクリーンに集中するジャンルなら、テロップの方が読む行為により説明が頭に入ってくるように自分は思ったいる。『NNNドキュメント』を観ている気がした。

エンドロールを観ると、協力がかなり偏った感じも……。まぁ、仕方がないかな、それは。
西村大樹

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