シロ

夜は短し歩けよ乙女のシロのレビュー・感想・評価

夜は短し歩けよ乙女(2017年製作の映画)
4.8
とてもとても好き!今敏作品からキショさを引いて、ユーモアを足した感じ。シュールで掴みどころがない世界観のアニメーション邦画が大好物な私にとって優勝だった

アニメーション映画の素晴らしいところは、実写では到底無理な人間の動きとか空間描写を表現できるところ。描写において物理法則の制約を受けない性質が影響してか、ストーリーとか脚本も映画の定石を無視するような、常識の枠を超えた大胆さがあった

そして邦画では特にその特徴がよく見られると思う。お客の脳みそを積極的に掻き乱してくれる。

時計のモチーフとしての使い方、パンツ総番長、古本屋の神の気持ち悪さ、下ネタが面白くて好きでした。もう一回観る!
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