さききち

夜は短し歩けよ乙女のさききちのレビュー・感想・評価

夜は短し歩けよ乙女(2017年製作の映画)
2.9
つながること、踏み出すこと。

心象世界を具現化しつつも、抽象を織り交ぜる表現は、純粋に好みではなかった。

心象世界が荒ぶるのであれば、今敏の『パプリカ』や『妄想代理人』のように、奇妙奇天烈・空想が具現化する奇異な世界でありながら、童心に帰れるような、世界の破滅と夢が同時に訪れる描写が好きだ。

食事描写も印象的で、前半部は一緒にお酒を飲みたくなる。
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