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夜は短し歩けよ乙女のKOTONEのレビュー・感想・評価

夜は短し歩けよ乙女(2017年製作の映画)
4.0
森見登美彦と星野源、
そしてラストにはアジカン.
この好物だらけの作品は
もう絶対観に行かなきゃと思いつつ
劇場公開が過ぎていった.
レンタルショップで借りたパッケージを見て
再び後悔を感じつつも
やっとのことで甘いお酒を口にしつつ自宅で観ていると
このスタイルに後悔はすっかり消えていた.

それはまるで夢を見ているようで
ロマンチックで奇想天外.
そして陽気でアルカイック.
日が暮れてからのたった数時間に1年が凝縮されていた.
テンポが早く、グラスの水滴を拭いてるうちに
置いてかれることもしばしばであったが
このテンポとほろ酔いが心地よいものとなっていた.

好きな人には好かれるが
これを受け止めきれない人もいるだろう.
あー先斗町にまた行きたくなった.
詭弁踊り練習しなくては.
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