みきてぃ

夜は短し歩けよ乙女のみきてぃのレビュー・感想・評価

夜は短し歩けよ乙女(2017年製作の映画)
3.8
2018年 73本目

久しぶりのアニメ映画。
まず情報量、次に言葉選びのセンス、
そして情報量、ってくらいに
映画の長さを1とすると10くらいの
情報量が襲いかかってくるから疲れるかと
思いきや、画面がずっと楽しいし
あらゆる説明が画面の中でされてるので
きちんと情報を受け取りやすいから
ちゃんと面白い!!!って作品だった。
目まぐるしいけど私は疲れずに見られた。

この作品を好きだと思う人って
おそらく理屈っぽい人が多いというか
「先輩」と考えが似ているような人が
多いんじゃないかな、と思う。
自分の行動にはこんな意味があって
これがすべての理由なんだ、と
誰が聞いていなくても自分で自分に
説明してしまうような、そんな人。
自分も含めて、そういう人は
共感できて仕方ないんじゃないかと思う笑

原作未読だけど、やっぱり
映像化するにあたって少しずつ
変えられた部分はあるみたいだし、
文字だけで表すとどんな風になるのか
気になるので是非読んでみたい。

「神様も我々も、どいつもこいつもご都合主義だ」
「君といると、夜が伸びていくようだ」
コミカルで素敵な台詞たちに囲まれた。