なまさかなクン

夜は短し歩けよ乙女のなまさかなクンのレビュー・感想・評価

夜は短し歩けよ乙女(2017年製作の映画)
4.5
おもろい! 今作に対する賛辞としてそれ以上のもんある?

これは可能性の作品や! 映像表現の限界に対するアニメーション映画からの挑戦状や!

ずっと観ていて感じるこのワクワク! どっかで経験したよなぁ〜? と、ふと思い当たったんが、せや! これは、小さい時におかんとかおやじに連れてってもらった、あの地元の夏祭り! 地元と言っても自宅から徒歩では疲れるからチャリンコで行って、親戚のおっちゃんの集合住宅にそれを停めさせてもらって、そんときにちゃっかり毎回500円(この金額けっこう重要!)もらって。あんときのワクワクや!

いろんな点が線になって面になって。ほんで、徹底的に計算され尽くされた後に、その面と面が立体となって浮かび上がってくるこの高揚感・爽快感・痛快感! これをカタルシスって言うねや! こちとら涙腺ボロボロや!

こんなおもろい作品があってええんか? いや、確かにここにあるど! どや!
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