にっきい

メアリと魔女の花のにっきいのレビュー・感想・評価

メアリと魔女の花(2017年製作の映画)
3.2
一夜限りで魔法が使えたら、いったいどんな事をしてみようか?

ジブリが自社でアニメを製作しなくなり、米林監督が独立して作った作品だけど、絵や題材はまんまジブリ的。
その中でどの様に個性を出すのか、またはジブリ路線を踏襲していくのか。

その森だけで7年に一度しか咲かない魔女の花"夜間飛行"を見つけ、一夜限りの魔女のになったメアリーの話し。
冒頭に"夜間飛行"の種を盗み出すシーンから始まる今作は、やはりジブリ作品とは似て非なるものだと思いました。
まず最初に派手なシーンを持ってきて、観客を引き込む構成は、最近のアクション物によく使われるパターン。
自分は嫌いじゃないです(笑)
その後、メアリーの事や、ピーターとの出会い、周りの人物紹介を挟んで"夜間飛行"を手に入れてからは今作の世界観を見事に表していて、大人も子供も楽しめる冒険活劇になっている。
絶賛するほどの作品ではないが、普通に面白かった。

前日に観た『ハクソー リッジ』に続き今作も、同じシネコンのレイトショーで観たのだけど、実は次の日もこのシネコンに来る予定だったりする(笑)
3日連続で同じシネコンに通うって、まとめて1度にしろよ!って感じだけど、仕事の都合と割引のあるレイトショーの時間の兼ね合いなんで仕方ない(笑)
にっきい

にっきい