このレビューはネタバレを含みます
スタジオポノック1作目の長編作品!!
劇場で観られて良かった。
これからどんどん スタジオポノックが日本のアニメ映画を盛り上げて行って欲しい。
物語の内容的には、無駄を削ぎ落としてあっさりとした感じだった。最後がちょっとあっけないかな？とも感じたが、魔法ジャンルの話はやっぱり面白い。
それに、米林宏昌監督のアニメは凄く色彩がツヤツヤしてて綺麗。大スクリーンで観て、物語の世界に吸い込まれるよう。
非魔女 対 私利私欲で制御ができなくなってしまった魔法界幹部との闘いだったけど、話の展開が、ほぼほぼ2人か3人ほどでしか繰り広げられてなくてもっと敵やステージを使って欲しかったのというのも印象。
でも、ジブリ時代に監督が影響されたであろうカットも随所随所にあって、嬉しい発見も。(トトロのミニトトロ、もののけ姫のヤックル、ポニョのような液体の表現、魔女の宅急便、千と千尋の階段シーンや釜爺、思い出のマーニーに出てきそうな家、アリエッティ的 おばさんの顔の表現、など)
なによりヒロインや、校長、ドクターは、良い意味で現実味がなくて愛着のあるキャラクターをしていた！そこが一番よかった。 杉咲花ちゃんの声とキャラのしぐさがバッチリあっててめちゃくちゃ可愛いヒロインの誕生だ！
あとモンスターの造形が怖くて切ない！笑
