てっぺい

メアリと魔女の花のてっぺいのレビュー・感想・評価

メアリと魔女の花(2017年製作の映画)
3.5
世界155の国と地域で放映が決定らしい(2017/7/18)以下レビューと記事↓
とても分かりやすいメッセージで映画としての“芯”を作りつつ、不思議でどこか可愛らしい魔法の世界観で全体を包んだ、子供にうってつけのファンタジー映画。
良くも悪くも至る所にジブリ感。魔女と宅急便、ラピュタ、もののけ姫、千と千尋、ポニョ…見たことある人はみんな感じるのでは。それだけ、ジブリをリスペクトした大勢のスタッフで作られているという事なんだと思う。
メッセージは、伝わりすぎるほど伝わってくる。少女の成長、友情、諦めない精神、欲望悪、とてもストレートに演出していると思う。変に難しくなく、子供にも分かりやすい芯を持っているという意味では、ジブリより良くなっている気がする。
反面、欠けていたのは、画力と話のスケールの大きさ。どうしても比較してしまうけど、ジブリの後半には大抵とてもスケールの大きな展開や映像があったのだけど、この作品にはそれがない。エンドに登場する巨大な化け物にすらどこか可愛げがあったし。むしろ全体的に可愛げを欠かさずにまとめるのがスタジオポノックとしての姿勢なのかも知れない。
色んな意味で、次回作に期待!
https://www.google.co.jp/amp/eiga.com/amp/news/20170717/5/
てっぺい

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