宮崎駿好きです。
ドキュメンタリーも欠かさず5回以上見ます。
んで、ジブリが大好きなので米林監督の最新作が観たくて観に行きました。
ジブリではないんですけどね。
観終わった結果。
これはジブリであって、ジブリじゃない。
ジブリっぽいよさもあったけど、ジブリっぽくない良さも
あったので、これは完全にジブリから離れたと言っていいと思います。
ジブリも元々解散する予定はなく、この映画できるまでいろいろあったと思いますが、
その複雑さをここで書くと脱線しまくるので、興味があれば調べてください。
ジブリの映画はまず宮崎駿という人が子どもに見てもらいたくて、
物語では説明しづらくて分かりづらいんだけど、絵で子ども達に直接訴えかける気持ちよさ、なんかスパーキングした感じが
スタジオジブリのいいところだと思います。（ポニョの走るシーンだったり、コマに乗るトトロだったり…）
あと、なんといっても主人公の女の子、かっこよさ強さが前面に出てきます。
今回の作品はダークファンタジーよりでちょっと怖かったです。
動物たちがとらえられているシーン、狂気じみた敵キャラなど本当に怖かった。
魔女の宅急便と比べてるフレーズを見かけましたが、全然違います。
ジブリに比べ単純明快、分かりやすい分、ちょっと怖さもあり、子供向けというよりは大人向けだなと感じました。
一点だけ、ジブリに比べて残念だなーと思ったのが、アイコンとなるキャラクターがいなかったことぐらいです。
配色は華やかなんだけどどこか、暗い感じ…
米林監督の作品の作家性なのかな…
夜間飛行っていう花の名前もよかったです。
この夜間飛行関連のシーンがこの映画で一番印象に残っています。
なので、ジブリの最新作として観に行くと不自然さが残りますが、
スタジオポノックの最新作としてはこれからが、大いに気になる作品になりました。
次回作も楽しみです。
そして、宮崎駿の最新作も。
