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メアリと魔女の花のodenのネタバレレビュー・内容・結末

メアリと魔女の花(2017年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

割りと良かったっす。確かに不満もあるっちゃあるけど。
 良かった点は世界観と描写が良かった。この辺にすごく力を入れてる。確かにジブリっぽさはあった。特に廃れた街並みとか、魔法学校の世界観とかはジブリっぽい。けども、元ジブリの人が作ったのなら仕方がないし、そこまで気にするようなことでもないかなぁ。と感じた
 特に気に入ったのがおばあちゃんの正体。オープニングのシーン見ていつか花を盗んだ人出てくるやろなぁ。って思ってたらまさかのばあちゃん。こういう展開好きなもんで、それだけでも鳥肌なのに正体がわかるシーンはメアリがピーター助けに行くっていう決断のシーンでもあるから、うぉぉぉ。となった。
 一方で不満点としてはピーターのしゃべり方が…。不自然すぎる。最初出てきたときには、あれ、この映画ハズレかな。と感じてしまうぐらい受け付けんかった。すごい取ってつけたようなセリフで、聞いていて違和感マックス。言うてもそんな出てこうへんから我慢できる程度やけど。
 不満というほどでもないけれど、気になった点は人間関係の描写。メアリとピーターの関係は最後まで結局知り合い程度で終わってる気がする。世界観の描写に力が入ってるうえに、ストーリー上途中でメアリとピーターが仲良くなるシーンがはさみにくいのなら、最初20分仲良くなるシーンでも入れればええのに。そうすればメアリが助けるのを決断するシーンがもっと映えるのに。
 あと、夜間飛行ていうネーミングセンス好きやで。
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