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メアリと魔女の花のU3のレビュー・感想・評価

メアリと魔女の花(2017年製作の映画)
2.8
メアリと魔女の花
タイトル通り、メアリが魔女の花を見つけてから
魔女の世界に迷い込んで行くお話です。

勘違いされやすいですが
ジブリ作品ではありません。


ザックリ言ってしまうと
千と千尋の神隠しの入りに
もののけ姫や
天空の城のラピュタ
魔女の宅急便
ハウルの動く城
思い出のマーニーと言った様な

今までの
スタジオジブリ作品の内容を
持って来てるとしか思えず

どこかで見た事があるなーと
感じる作品でした。

多分、今の段階で評価が低いのは
映画館で見た人や
DVDを購入したり、
新作レンタルした方だと思うので

割とアニメが好きな方や
ジブリ作品が好きな方達なのではないでしょうか

そういう方達が見た時には、
新鮮味や面白味を感じる事が出来ないので
評価があまり良くないのではないのかなと思います

小さい子供や
あまりジブリ作品を見た事無いような方は

きっと、あの花に似た花を
見つけたくなるし、
似た花を手につけて
ほうきに跨ってみたくなる
そんな作品だと思います


木の中のお城
暴走するカオナシ
街を責める魔法の使者
急に成長する植物
ヤックル
変身魔法にかかっているカカシ
白と千尋が飛んで帰るシーン

あれもどれも見た事あるよと
映画を見ていて当てはめたくなるような
そんな感じでした。


何よりも私の中で
ちょっとビックリだったのが

夜に村長さんのお葬式なのに
どうして、あんな風に
お手伝いさんは
ピーターに後で会いましょうねと
笑って言えたのか
ピーターもまた後でと
笑って言えるのか

きっと村だから、
そんなに大きくも無いはずだし
村民さんとは、親密な間柄なはずなのに
葬式で会いましょうね。
なんて言葉が言えるの?
悲しみはないのかな?と思ってしまい

村長さんが亡くなっているのは、
何かしら後から関係するのかな?と
勘ぐってしまった自分が
深読みしすぎたなと

あのシーンは
お葬式にする必要性はあったのかな?
町内会の集まりとかじゃダメだったのかな?

人が亡くなっているのに
あまりにも軽率な雰囲気に引っかかったまま
話が進んで行くので


なんだか、うーんとなってしまいました。



この作品を見て
新しい物を産み出すのって
本当に大変で凄いなと

あれだけ国民に愛される作品を
作れた事、
本当に凄いなと
改めて感じました。
U3

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