てっぺい

怪盗グルーのミニオン大脱走のてっぺいのレビュー・感想・評価

3.5
何も考えずに楽しめる、相変わらずのハチャメチャっぷり。今回はそれに加えて、多用されている80年代の音楽や、終盤の映像美にも注目。
新キャラのブラットが登場した事で、80年代の曲がガンガンかかってノリノリで見られたり、ガムで街を破壊する奇想天外なアイデアだったりが加わって、シリーズの世界観が広がっている。
そのブラットが登場させる最終兵器も見もの。一気にコメディじゃない雰囲気に変わるし、ここでの映像がとてもリアル。見応えのある映画に変わっている。
ただ個人的には、キャラクターがだんだん増えて行く代わりに、ミニオンズの役割が薄れていっているのが気になる。観客はグルーの活躍ではなくて、ミニオンズの活躍を期待しているのでは?
てっぺい

てっぺい