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いぬやしきのガブのネタバレレビュー・内容・結末

いぬやしき(2018年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

いぬやしきはアニメは観たことがあります。

アニメ版はお父さんの声を小日向さんがあてていたので実写化するならお父さん役は小日向さんかと思っていたんですが木梨さんという事で、、正直に言うと大丈夫かなって心配していたんですが、、、

ストーリーは大体アニメと同じで、2時間という短い時間の中で上手く、まとめられていたと思います。

ちょっと残念だったのは、アニメだと意識を失った時に自己防衛モードみたいなレーザービームをやたらめったら発射する状態になるんですが、それがなかったことと、隕石の話がなかったことです。

隕石のストーリーは盛り込んで欲しかったなぁ。

見応えあったのはやっぱりVFXですね。
機械化された体が展開する様子が不気味でありカッコよかったですし、バトルシーンも見応えありました。

実際、演じてる時は見えてないと思うんですが機械化された自分の体を見て驚いている様子だったり。
自分はダメだと嘆いてる様子だったり、娘を助けようと必死になる表情だったり。
木梨さんの喜怒哀楽の表情が素敵だなと思いました。

特に良かったのは、娘が獅子神にビルの外へ放り出された時に力を振り絞っている壱郎の姿がカッコ良かったですね。

アニメの時もそうでしたがこの娘を助けて絆が縮まっていく様子は、うるっと来るものがありました。

最後に味噌汁の匂いを嗅いで楽しんでいる壱郎を見て木梨さんで良かったなと思えましたね。
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