“俺が悪役で…じじいがヒーローか…”
地球外生命体によって全身兵器のサイボーグに変えられた、冴えないおじさんが、日本を救う物語。
まず原作漫画の設定が面白いから、楽しかった。
おじいさんが兵器になる迫力も、映像としてとてもワクワクした。
アクションシーンやCGは邦画の中ではかなりクオリティが高かったと思う。
物語は人物の背景まで割と丁寧に描いていて好感が持てたけど、セリフっぽすぎる独り言が多いわりに、刺さったセリフがなくてちょっと残念。
悪者が始めに殺人を犯した動機がちょっと浅すぎる気もしたけど、「ばん」って言いながら射殺するシュールさは面白かった。
家族の象徴としての「味噌汁」とか、意外と考えられてる気もする。
二階堂ふみがチョイ役すぎてもったいない