突然超能力を与えられた初老の男と高校生の男の子。相反する二人の“スーパーマン”の対決を描いた和製SFアクション映画でしたが事前の心配を超えた面白さが有りました。
マイホームを手に入れた冴えない営業マンが主人公でとんねるずの木梨憲武さんが演じています。半分白髪になってしまった男は末期がんを宣告され一人、公園にて落ち込んでいた。
そこで、突然閃光が過って意識を失う。目覚めた後に我が家に戻ると自らの身に大きな変化が表れて超能力が備わっている事に気が付く。
だが、その公園にはもう一人男子高校生がいて彼にも超能力が備わり二人は相反する超能力の使用する手段としていくのだった・・・
捨て犬“ハナコ”を抱いたスーパーマンの姿が可笑しく微笑ましい姿でした。
木梨憲武さんがすっかり白髪ヘアーが相応しい年齢になってしまったのですね。昭和から平成・令和への変化に驚きを感じてしまいます。
佐藤健クンの無表情に徹した悪役の姿が新しい魅力と言う印象を受けました。
事前の心配を振り払えて楽しむことが出来ました。