日本のCGアクションは、ここまで来た。
奥浩哉先生の漫画を実写化した作品。実写化作品は外れることが多いのだけど、これは当たりだと思う。
まず、犬屋敷役を木梨憲武さん、獅子神役を佐藤健さんが演じていて、二人の演技力は見事でした。
次にCGアクションに力を入れていて、邦画で空中戦をスリリングに描ける日が来たのかと感動しました。
そしてテーマの正義と悪。ジジイと高校生の対決を持ってきていて、飽きることなく物語が進んでいました。二人の対決は、まさかの宇宙まで飛び出すことになり、リアルドラゴンボールってこんな感じなんだろうなというのが分かりました。
物語としても原作を上手く2時間にまとめていて良かった。展開として改悪したところもあるけど、全体を通してみれば満足のいくものとなっていました。
結末を原作と変えたので、続編を作ろうとしたら作れる終わり方をしています。このメンツでなら、次も面白いものは作れそうなので期待しています。
