ツタヤ

いぬやしきのツタヤのレビュー・感想・評価

いぬやしき(2018年製作の映画)
2.8
PCやスマホの画面を通してのバンは初めて見る設定で面白く見れました。ただ、木梨憲武演じるお父さんに家族が異常に冷たかったり、58歳という年齢で住宅ローンが組めたりと細かな生活設定が現実的でないのでお話全体が嘘っぽく感じてしまい乗り切れない。

新宿上空を飛翔する見せ場となるはずのバトルもCGの粗さが目立ちあまり盛り上がらないのが残念でした。どうしてもアイアンマンの劣化版なバトルに見えてしまう…アイアンマンのスタッフでハリウッドリメイクしたら凄い作品になりそうですけどね。(笑)

また、エンドクレジットでのおまけも蛇足に感じました。ヒットしたら続編も!?という製作陣の打算的なところが透けて見えてしまう。

一方で主演二人の演技はよかったと思います。木梨憲武は老け役、佐藤健は悪役(高校生にはまるで見えませんけど)とそれぞれ新境地となる役柄を嬉々として演じています。身体作りも完璧でした。佐藤健って性格悪そうな顔してるから悪役が似合いますね。(褒めてる)
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