ディズニーとシネコンは頑張って折り合いをつけて、お客さん入るんだから公開はもちろん従来通り規模を大きくして欲しいという祈りからスタート（ディズニープラス、腰が重くてまだ入っていないので…）101匹わんちゃんは小さい頃に観ていたらしいけど（母談）今作のために予習はしていない。
主演のクルエラを演じたエマ・ストーンはもちろん、ポスターに載ってない不意打ちのマーク・ストロングがある意味安定の役どころ含めて優勝ですおめでとうございます（スーツのマーク・ストロングは人類の宝ですし相変わらずお声が素敵ですね）70年代のパンクを基調としたパンチの効いたファッションとバディとウインクはじめ犬たちがひたすらに可愛くて、134分と最初聞いた時には少し長いかなと思っていたけど中身がぎっしり詰まっていて最後まで飽きずに観れた。エマ・トンプソンのバロネス（イギリス英語のバロネスの発音が素敵！）のサイコっぷりもしっかりとした演技力に裏付けされていて安定感あり。
イーストウッド監督作品の『リチャード・ジュエル』で主人公のリチャードを演じたポール・ウォルター・ハウザー演じるホーレスが魅力的なコミックリリーフで良き。70年代UKロックのヒットをふんだんに盛り込んだサウンドトラックのプレイリストもApple Musicでディズニー公式のアカウントが作成しており、お馴染みのものやgleeで聞いたことある隠れ名曲など目と耳どちらでも楽しめてパワーをもらえた。
