さとし

マッドマックス 怒りのデス・ロード ブラック&クロームエディションのさとしのレビュー・感想・評価

4.0
う〜ん。非常に長く感じましたね。
カラー版を知ってるから余計そう思うのかもしれませんね。
ストーリーがどうのこうのというより映像の美しさを楽しむための映画なのにモノクロによって情報が制限されていて若干のイラつきも感じました。カラー版は5.0を間違いなくあげてるのですが、これはそうはいきません。

時は近未来の砂漠地帯。主人公のマックス(トム ハーデイ)は過去にとらわれたアウトローでしたが、ウオーボーイズとやらに捕まり城内に立たされます。もう一人の主人公フュリオサ(シャーリース セロン)はある男に刃向かいガソリンを積んでトラックでマックスらを載せて逃げるのですが・・・

主演のシャーリース セロンは今作のフュリオサが有名になりましたね。ものすごくかっこいい女性ヒロインを作り上げました。トム ハーデイ演じるマックスは1979年のオリジナル版マックスことメル ギブソンをタイムリーにアップグレードした感じです。

監督はオリジナル版「マッドマックス」3作や「ベイブ」「ハッピーフィート」のジョージ ミラー。彼のビジョンがなければ、この作品はありません。撮影監督には「イングリッシュ ペーシェント」「ジョン フック/目撃者」「リプリー」のジョン シール。音楽を手がけたのは
「デッドプール」等で知られるジャンキー XLです。
好きなシーンは砂嵐のシーンやモンスタートラックが出てくるシーンさらには夜のシーンも好きです。カラーとモノクロでは迫力が違いますね。いかにカラー慣れしてしまったかという点ですね。反省しなければなりません。

いずれにせよ、2015年の最高傑作をこのような形で見れて良かったです。
さとし

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