全編に渡って、徹底的に「皮肉」しかしない映画で、直接言うことは全くないという面白い映画。
もちろん、笑えないような内容。どうやって撮ったの？ということを差し置いても、画面上で起きていることにひたすら驚愕する。
そして、笑えないのを前提として、あまりにもヤバい人達に対しては逆に笑ってしまう。そのくらいの皮肉しかない。
わかーりやすく対照的なものを見せたり、音楽を楽しげにしたり、ドキュメンタリー班は現代の人という視点をうまく使った「ちなみに、あなたは○○人ですよね」とかもひたすらうまいとしかいいようがない。
ざっくりとしたレビューだが、これはマジで面白い作品である！
