このレビューはネタバレを含みます
記憶に残る人だなぁ…ナンシー・ケリガン襲撃事件、ボクサーは知らなかったがプロレスラーになったとのニュース見た記憶がある。一番鮮明なのは、靴の紐が切れたとアピールしてる時かなぁ…
マーゴット・ロビーがいい演技してました！喜怒哀楽の激しいトーニャを時に可憐に、時に妖しく、時にアバズレのように…様々に表情、雰囲気を作りあげてます。
更に凄いのが、アリソン・ジャネイ！今までドラマがメインだったのかな？あまり名前を聞いたことないのだけど、ヒールのラヴォナを本人が転移したように演じてました。トーニャの性格はあの母親が作った部分もあるんだろうなぁ…
ただ一つ可愛そうなのは、フィギュアスケートみたいな採点競技は、審査員の好き嫌いとかモロに出るからなぁ…トーニャみたいな人には向いてなかったのかも？同じように審査員うウケが悪かったボナリー（リレハンメルの4位）は、長野オリンピックで採点の公平性への抗議の意味を込めてバックフリップをしたとの話…勿論、トーニャの言動にも原因はあるのだけど、もしトーニャが審査員ウケ良かったら、こんなくだらない事件は起こってなかった？
バカな奴等が、深く考えた訳でも無い襲撃計画を実行して捕まっちゃった！って話ですよね？救い様が無い…誰か一人くらい居なかったのかねぇ…あまり後味の良くない演技でした。
