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アイ, トーニャ 史上最大のスキャンダルのindieのレビュー・感想・評価

5.0
才能は全ての困難を凌駕する。

どん底の底の底で生まれついたとしても全てを覆せる才能が活かせればそれは周りの人間の立場をも引き上げる程の金と自尊心を与えてしまうそれが良いか悪いかは置いといてという立身出世物語風の天才半生記であり又身辺のダニは成長しないどころか自分の立ち位置が解らず嫌がらせしかしないという人間断捨離のススメ的更に才能さえあれば何度でもチャンスはあるし名声とはこの様に使うのだという金稼ぎの根本を教えてくれる最高の作品であるしその作中最もシビレた主人公が何者かを表すシーンはZZTOPのSleeping Bagをかけてフィギュアスケートをする所でこの曲は田舎者のアンセム的な曲であるからして彼女の素性を表しつつも曲に合った最高の演技をする所がアメリカのど真ん中から出た超人を最大のアメリカンドリームを体現していながら育ちが悪いと云い忌み嫌う所にアメリカの病み具合が見て取れるしそれは永久に消えない物なのだろうとこの作品は笑顔で提示してくれるのである最高の最高作品!
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