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アイ, トーニャ 史上最大のスキャンダルのimaponのレビュー・感想・評価

4.5
これは面白かった。
格好のスキャンダラス題材を最高にご機嫌な演出で見せてくれました。
フィギュア場面の圧巻のカメラワークも勿論素晴らしい。
終盤のボクシングシーンとのシンクロもカッコ良い。

出てくる奴がクソ野郎ばかり、
とりわけ毒母とデブ。
多少もともな雀斑コーチもトレーニングシーンで第四の壁を平気で破ってくる。
どこまでが本当なのかはともかく身近な関係者インタビューの上に作り上げた作品。
少なくともエンドロールでいくつかの証言が実際にあった事が解る、本当に毒母はインコを肩に乗せてやがる。
事実は創作よりも面白い。

トーニャ・ハーディングを少し可哀そうに思うを通り越して痛快にカッコ良いと思っちゃう。
主演のマーゴット・ロビーは泣きながらメイクして笑顔を作るシーンがとても良い。泣けました。
才能オンリーで品格が無いと実際には頂点に立つ事は難しいのだろう。
でもこんなダーティーなスポーツ・ヒーローが居たっていいじゃないかと思う。
これが真実よ!クソッタレな衝撃の一本。

懐かしい音楽群も上がる。

本作を見てトーニャ・ハーディングを少し見直したり同情したり、彼女の人生を応援したくなったりしたなら
ついでに是非、Sufjan Stevensの「Tonya Harding」も聴いてやってくださいな。

とりあえず今、幸せそうでなによりです。