ヤマギワ

アイ, トーニャ 史上最大のスキャンダルのヤマギワのレビュー・感想・評価

3.7
最近はタフな女性映画が多くて良いですね!本作を観て、直近に鑑賞したモリーズゲームと重なる部分も多いなーと思いました。metoo運動も影響もあるんでしょうが、今年のアカデミーノミネート作品はどれもエネルギッシュな女性が活躍する映画が多い。

実話をベースとされているが、登場人物は全員クセが強い。というかアホばっかりです。観客に語りかけてくる形で物語が進んでいくので、ウルフオブウォールストリートとか近いかもしれません。ブラックコメディとしてもかなり楽しめると思うのですが、マーゴットロビー演じるトーニャの力強い生き様に魅せられます。鏡で笑顔を作って自分を鼓舞するとか凄い良かった。
モリーズゲームのモリーブルームとは違い、トーニャは人間として結構ダメな人です。すぐ他人のせいにするし、気性は荒いしで問題アリな女性なんですが、そんな彼女が当時誰も挑戦さえしなかったトリプルアクセルを成功させるシーンは演出やマーゴットロビーの表情もあり、凄い感動するし、勇気を与えられた。まあ、その後すぐにめちゃくちゃ調子こいたりするんですが笑

そんな彼女が唯一、真摯に向き合ってきたスケートが事件をきっかけに奪われてしまうんですが、トーニャはボクシングに転向し、血反吐を吐きながらリングで立ち上がる。そんな彼女にそこらの男より〝漢〟を感じ、私もトーニャ姉さんを見習い、自分を鼓舞しながら、人生という荒野を歩もうと思うのでした。(強引な締め)