さき

アイ, トーニャ 史上最大のスキャンダルのさきのレビュー・感想・評価

5.0
こんなのすごく嫌だけど、育ちってどう頑張っても抗ってもいつまでもついてきてしまうんだな、って、見せつけられて、しゅんとなってます。

強烈な印象の面々のインタビュー映像のような場面からはじまって、もう面白くて、幼少期、強烈さがさらにグレードアップしたママがタバコと娘を両手にスケートリンクに立ってる。それだけでもうこの映画は最高だって思いました。少し大きくなったトーニャを演じてたマッケンナグレイスちゃん、やっぱり可愛い❤️❤️

フィギュアスケートはよくテレビで中継されてるけどあまり見ないのですが、なんとなく優雅で上品なイメージを持ってました。最初のママの登場、家柄からして私が持っていたフィギュアスケートに対するイメージからかけ離れてました。劇中で何度かそういった個人的な育ちやイメージから努力までも否定される、みたいなシーンもあったりして悲しくなりました。それでも努力し続ける姿、私にはスケートしかないと一筋なところにどんどん惹かれていきました。

元夫役のセバスチャンスタン、キャプテンアメリカのバッキーですね。かっこいい…DV夫なんだけど、暴力は嫌だけど、あんな人、私好きだな。。暴力なし版のこういう人と結婚したいなーなんて。

そんなことはおいておいて、この元夫とその友達を元凶に"あのクソ事件"が起きる。見ているこっちは、うー!なんでよ!トーニャ、あんなに頑張ってるのに!!って胸糞悪くなってくるんだけど、それと同時にこれがもしトーニャとナンシーの立場が反対だったらナンシーはここまで責められていたかな、とか考えたり。

そんなにスカッとはしないけど、すごく楽しいアメリカって感じの映画でした。