チョマサ

アイ, トーニャ 史上最大のスキャンダルのチョマサのレビュー・感想・評価

3.5
7/7
『フォックスキャッチャー』を『ファイトクラブ』みたいに作った映画。第四の壁とかの話法は、ムービーウオッチメンで『グッドフェローズ』が出て元祖はそれか!と思いだした。

音楽もいいし、笑えるし、スポーツと国の関係や貧困とすごく面白い映画と思うんだけど、悲惨すぎて笑いづらかった。観ていて居心地が悪い。真面目に撮ると辛いからコメディ風に撮っているのだろうけど、それでもまだきつかった。トーニャもひどいのだけど、その周囲の人間が癖が強い人間が多すぎて気の毒過ぎたのが大きかった。特にショーンはおかしすぎて笑えない人間で、コイツと関わったのが気の毒すぎた。

VICEにミュージック・スーパーバイザーさんへのインタビューがあって、これが本当に面白かった。https://i-d.vice.com/jp/article/xw4kmw/i-tonya-sets-figure-skating-to-siouxsie-and-the-banshees-and-it-works

シカゴの長い夜は歌詞が書けないときのことを歌にしてるから、トーニャの情況と重ねているのかと思っていた。
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