Garu

アイ, トーニャ 史上最大のスキャンダルのGaruのレビュー・感想・評価

3.7
これ本当にあったの?と何度か疑う

当事者たちのインタビューから制作している話の、そのインタビュー部分や、こちらに語りかけてくる演出がよかった。

まさしく嘘みたいなホントの話の、異常性がじわじわと感じ取れる。やっぱり特にお母さんが全編通して好き。

それぞれが自分の都合の良いように解釈し話すが、隠そうとしていると言うより、本当にそうなんだと思う。
物事は人それぞれの見方によって変わると言う事。

ラストシーンでまた「ウソだろ!?」と思う。その前の彼女の悲痛な願いからのあのシーンはなんだか前向きな意味も含まれててすごい。
大問題物語としても面白いし、スケートシーンもすごい。色々見ごたえがある作品。

個人的にスポーツとして、フィギュアスケートの採点には昔から疑問がある。たまに言われている事だが…
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