実話実話って言うけど当人の弁だからね…どこまで信じていいのやら?
…と、ちょっと信じられないような始まりかたをする映画…
これが真実なのかどうなのか?そんなことはどーでもいいんです。
トーニャがスケートの合間に通路でタバコを吸う。
床にポトリと落としてスケートの刃で器用に火を踏み消す…こんなシーンを入れといて実話だなんて笑わせるぜ…
おれとしては映画として面白ければ文句はない…
そして…これが滅法面白かったのです!
主演のマーゴット・ロビーが最高なんだけれど…やっぱり彼女が出てた映画でよく似たテイストの滅法面白い映画がありましたよね…
そう…
「ウルフ・オブ・ウォールストリート」
スコセッシの狂想曲のジェットコースターみたいな傑作でしたがまさにあれ…
「ウルフ・オブ・スケートリンク」😁💦
そもそも…おれは「みんな大好き」フイギュアスケートに昔からノイズがあって諸手を挙げて楽しめないようなところがありました。
アスリート+芸術でスポーツとするのはおかしくないか?フイギュアだけではなく…例えばジャンプ競技でも…飛んだ距離だけでいいじゃん!
あの飛型点っていったい何?
どんな格好だろうがポーズだろうが一番遠くまで飛んだ人が勝ち!じゃダメなの?
だからフイギュアにおける芸術点!?って何?
表現力表現力ってそれって見てる側の問題じゃね?
だったら衣装は全て統一ユニフォームを使用して演技の内容は同じ音楽で全員同じメニューにしなきゃ…と思いませんか?
色っぽい衣装を着てめちゃめちゃ美人のスケーターが有利になるようなスポーツって?
だから、この映画の中でなかなかトップが取れないトーニャが切れて審査員に食って掛かるシーン…
「なんで私のほうが上手いのに点をくれないのはなぜ?!」
「芸術点というものがあるのよ…」
Fワード連発で捲し立てるトーニャ…おれは心の中で「そーだそーだ」と応援してしまいました。
まあ、それがフイギュアというもので世界中がそれに熱狂してるんだから…
と言われれば一言もないですけど…
まあ、フイギュア論争はさておき、映画としてはトリプルアクセルの回転不足どころかちょっと回り過ぎたんじゃね?というくらい面白い映画でした😁💦