ちゃあぽむ

アイ, トーニャ 史上最大のスキャンダルのちゃあぽむのレビュー・感想・評価

4.1
ただ、愛されたかったんだろうなぁ。
負の連鎖が止まらない。せっかくの
スケートの才能もまるで潰されたよう
だけれど才能でなく、もしかしたら
毒親ラヴォナの条件付きの愛に
応えるべくして無理を重ねた
虚像だったのかもしれない。

誰と関わったかで人生決まる
周りにロクな奴が居ない
起こるべくして起こった事件。
ダイアンコーチが唯一の救いに
見えたけど彼女も結局自分の実績
の為だけならトーニャは誰にも
愛してもらえなかったのかな。

愛されたくて、もがいても
1番近しいはずの母親から
愛されなくて、愛し方も知らなくて
知らなかったから仕方ないとか
それしかやり方を知らなかった
暴力すら彼女には日常だった
というならば、いったい何を
攻めたらいいんだろう。

ラスト本人映像の再現度の高さに驚き。
とっても考えさせられました。

「無知は罪なり、知は空虚なり、
英知持つもの英雄なり」(ソクラテス)
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