このレビューはネタバレを含みます
もう全員クズばっかりで、事件も許されるものじゃないけど、愛らしいキャラクターに仕上がってるのは素晴らしい。
特に母役のアリソン・ジャネイ!
目の演技がとにかく凄くて、後半のあの絶望的な展開にはすっかり騙されましたw
スケートシーンのみ、大胆なカメラワークやハイスピード撮影などを使用し、そこだけ切り抜きのシーンに見せてるのも見事だし、演者が「第四の壁」を超えて語りかける演出も良かった。
「私には、スケートしかない」
その言葉通り、エンドロールに映されるトーニャ・ハーディング本人のトリプルアクセル成功シーンはマジで痺れた!
全てに裏切られ、親からの愛も注がれなかった彼女だが、唯一スケートにだけは愛されていたのだろう。