ゆき

アイ, トーニャ 史上最大のスキャンダルのゆきのレビュー・感想・評価

3.7
愛された、一瞬だけ。

トーニャ・ハーディングという人物を取り巻いた事実をよく知らずに見始めてしまった。興味が止まらず、手を出したことを実に後悔した。
何度も画面越しに話しかけてくるのは、マーゴット・ロビーではなくトーニャ・ハーディングだったんだろう。
環境が人を育てる。環境が感情を作る。
可愛らしすぎる幼少期、母親の考えが少しでも変わっていたら?
父親が救い出していたら?タラレバが尽きない彼女の人生。
真相は二人しか知らない。こういった物語は想像する余白があるから面白い。

***
貧しい家庭ながら厳しくスケートだけを教え込まれたトーニャ・ハーディング。努力が実り、アメリカ人初のトリプルアクセルを成功させ、一度は栄光を勝ち取るが、そう長くは続かなかった
ゆき

ゆき