もこ

アイ, トーニャ 史上最大のスキャンダルのもこのレビュー・感想・評価

3.5
若者は知らないであろう、ケリガン襲撃事件。
めっちゃ見てました、ワイドショー的なネタで。
ハーディングのプログラム、わたしは好きだったんですよねー。
女子だけどパワーあって他と違ってて。

なので、一連の騒がれ方とか紐切れた号泣プログラムとか、なんだコレーー??って見てました。
今作も映画館で見て、なんとも言えず。
再び見てもやっぱりなんとも言えず。笑
この映画、基本クズしか出てこない。
(コーチは別)
ドキュメンタリー風、風なので、かなり虚構が混ざってる模様ですが、逆に言えば真実も混ざってるはずなので、、、トーニャの環境は嘘では無さそうに思う。
子供を所有物として見てしまう母親、母親だから何してもいい、わけない!完全にDV。
トーニャのあの不屈の根性をもっと真っ直ぐに生かせたら本人ももっと楽だったんだろうな。(これが本当なら不運としか言えないけど。)

事件後、気づいたら格闘する人になってて、それを知った時めっちゃビックリしたんだけど、こうやって見るとちょっと納得なような、、、??

そして、トーニャを演じたマーゴットロビーが濃かった。←マーゴットロビーだったと、後で知りました。。。すごいなー。。。
親と彼氏からのDVに晒されていた頃は
わたしが悪いんだ
その後は
わたしのせいじゃない
ガラッと変わった独白が怖かった。

自分は悪くない、わたしのせいじゃない、仕方ないでしょ、言い訳を続けるトーニャ。
彼女のせいじゃなかったとしても、ここに真実が隠れていたとしたら、なんかせつないなーーー。

当時の映像は懐かしくて、わーコレだわーー!!ってちょっと興奮しました。。。

人間性がどうとか置いといて、キレイにまとまったケリガンより、攻めてる感じのハーディングの滑りが好きでした。
残念。
ヴィットの名前が懐かしかったなーー。
これが真実ではないとしても、なかなかツライものがある。。。
もこ

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