アイ, トーニャ 史上最大のスキャンダルの作品情報・感想・評価

アイ, トーニャ 史上最大のスキャンダル2017年製作の映画)

I, Tonya

上映日:2018年05月04日

製作国:

上映時間:119分

ジャンル:

3.8

あらすじ

「アイ, トーニャ 史上最大のスキャンダル」に投稿された感想・評価

‪当事の事件の衝撃は、まだ子供だったはずだが覚えている。それを今さらとは思ったものの意外に評判が良いようなので視聴。あまりにワイルドな家庭環境でロックに育ってゆくトーニャ。母との確執や、挑戦的な態度、卓越したスピードとパワフルなスケーティング。テンポよく力強く見せつけてくれて、飽きさせない。マーゴットロビーの演技もすごい。‬
Ojigi

Ojigiの感想・評価

3.9

このレビューはネタバレを含みます

才能に恵まれて環境に恵まれなさすぎた女

元夫の友人によるライバル選手の襲撃事件が大きなスキャンダルとなった、元フィギュアスケートオリンピック選手のトーニャ・ハーディングの半生を描いた映画⛸

映画自体は観る人に話しかけるなど撮り方がコミカルな雰囲気で面白いし、音楽も明るいです。 というか、そうしないと散々な半生すぎるので…
それでも泣きっ面に蜂の連続攻撃で、終盤は「もう勘弁してあげて!」って言いたくなりました😭
ここまで経験してまだ23歳なんかいって思ったよ😦

まず、お母さんが文字通りスーパー「モンスター」おかん。演技が上手いから余計怖い。肩に鳥のせてるところまで再現してたのには笑いました🦜

母親に虐待されてたせいで、結婚相手がとんでもないDV夫でも「自分が悪い」、「殴られて当然」みたいな考え方になってしまうのが悲しい。愛を求めて夫からなかなか離れられないのも悲しい。
妥当かもしれませんが、事件の裁判で唯一の武器スケートまで取り上げられちゃうシーンは迫真の演技に泣きそうに…😢

あの事件でスケート界のヒールになってしまったトーニャですが、これからも強く生きて、幸せになって下さいという気持ちです。
NORIDAR

NORIDARの感想・評価

-
"これが私の真実よ"

おいおい、なんてかっけーんだこの映画。キャラクターやストーリーと言うよりも映画そのものがカッコいい。

それぞれの主観でしか語ることのできない過去の出来事をキャラクターに上手く語らせる演出はノンフィクション映画そのものでもあるという、本当に上手過ぎる作り。

これだけでもかなり好きな作りだが今作なんと言っても胸打たれるのがアンチ富裕層映画である事。
金にものを言わせなければ成り上がれないフィギュアスケート界にハングリー精神で挑み続ける主人公トーニャ。彼女を動かす原動力が選手たちの全てである順位ではなく、自身の知名度というストレートな欲求。
我が足という唯一の武器でのし上がろうとする彼女がトリプルアクセルを決め始めて脚光を浴びる瞬間の高揚感は堪らない。

そして何と言ってもアリソンジャネイ演じるラヴォナママ。
演目を終えたトーニャの表情を見届けた時に唯一母としての顔を見せるあの表情が忘れられない。そしてその一点以外はゴミキャラという、蜘蛛の糸のカンダタのような愛すべきキャラクター。
その他の主要キャラも本当にどうしようもない、愛すべき駄目人間ばかり。

トラック使いもポップ・ミュージックの嵐はやっぱり上がらずにはいられない。特にスージー&ザバンシーズは逞しい女性映画には欠かせないトラックに。

曲としては一切使われてないが今作、間違いなくヒップホップ精神の映画!
好き過ぎる!!
スケートには知見が無いが、ラストの映像で、トーニャがただものではない事は解る。本当に残念だ。
デブに殺意
デブさえいなければ
Marisa

Marisaの感想・評価

4.0
アメリカのスケート選手もこの事件も全く知らなかったのでこんなことがあったのかと驚きだった。
本当のことはわからないけれど、トーニャは棘だらけの道を通って生きてきたんだろうな。
当事者にとっては全然面白くないだろうし、ひどい話なんだけど、こんな面白い話あるかしら。
個性的な人物たちによるテンポの良いインタビューシーンと再現シーンの映像の構成がとても良かった。
ハーレイクインのマーゴットロビーだったので鑑賞しました。
そして何より「この物語は実話を元に・・・」と背中を押すには十分過ぎるコピーに魅かれ鑑賞しました。

エンドロールで当時の実際の映像が流れて来たときにスクリーンの中で各キャストの容姿も含め忠実に再現されていたことを知る。
幾重にも張り巡らせられた伏線を回収するように心を盗まれた感覚となった。
Masa

Masaの感想・評価

4.3
実際の事件とそれをベースにした今作の話自体は悲惨なもの。ただハッキリ言って、映画としては超面白かった!

その上現代にも繋がるメディア描写やツライ環境で足掻く主人公など、個人的に好きな描写が沢山あるのも良かった。
音楽の使い方もGotG感(同曲使用以外でも)ある上に尖った選曲で素晴らしい。

実話ベースとは思えない話のぶっ飛びっぷり。登場人物が間抜けばかり、特にあのデブはクズすぎて最高。笑

セバスタとマーゴットロビーのダメカップルな感じがリアル。本当に一切悪意はなく、映画に出てくるああいうカップル描写が好き。多分1つの場面で愛情・憎しみや刹那的な感覚など、色んな感情でごちゃ混ぜになるからだと思う。
ほんま、コメディやん、ってなる実話

なんでお母さんの肩に鳥止まってるん?とか、見事にズレていく伝言ゲームとか、誰が悪いか分からなくなってくる感じ。

トーニャハーディングの半生をあえて群像劇にすることで真実をみつけようとし、隠そうとする。

ちょうおもしろかった。
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