先日のアカデミー賞で短編ドキュメンタリー映画賞に輝いた作品。
シリア内戦の中、1日200回に及ぶ空爆などで負傷した兵士や民間人を救助、捜索するために結成された民間のボランティア団体〝ホワイト・ヘルメット〟の過酷な日常を追う。
てかもう内戦って言うかアメリカ、ロシア、フランス、ISやらいろんな勢力の思惑が入り乱れ過ぎてて訳わかんないです。この映画だけを観ると完全にロシアが悪者やし、それは間違ってないやろうけどロシアによる空爆被害を伝えるって意味ではアメリカがアカデミー賞あげるのも当然の流れなのかな。
でもアメリカが支援してる反政府組織の中心にはアルカイダがいたり、中立を掲げるホワイトヘルメットも彼らと繋がってるとか言う見方もあるらしいから誰が正義なのかわかんないっす。
とまあ複雑な気持ちでの鑑賞やったけどホワイトヘルメットが空爆により犠牲になった罪のない民間人、特に子供達をひとりでも救おうとする姿には平和への思いを感じたし、
〝命を奪うより守る側の方がいい〟って言葉がシンプルやけど重かったです。
