柏エシディシ

アニー・イン・ザ・ターミナルの柏エシディシのレビュー・感想・評価

2.0
カリコレ2018にて。
マーゴットロビー、サイモンペッグ、マイクマイヤーズ。これだけのキャストで限定公開って!?と思って観ましたけど、鑑賞後の感想は、「然もありなん」w

タランティーノ、ガイリッチーやばいっすよねー、と上っ面だけ真似した映画が一時期ハヤりましたが(そして一部の邦画界隈でも未だにみますが)、
まぁ、そんな感じの印象です。

映画的ルックもウィンディングレフンや、ジョナサン・セラ(ジョンウィック、アトミックブランド)らの撮影スタイルを「いまっぽくない?」的に安易にトレースしていて、鼻につきます。

ファンタジックでクローズされた舞台立てを活かして、あえてメタ的な展開になっていったり、「アイデンディティ」の様なこちらの想定を超えてくる様なツイストをかましたりしてくれる(と期待したくなるぐらいには凡庸なプロット)と思ってたのですが、そうなることもなく、終了。

マーゴット・ロビーの着せ替え七変化の見た目麗しさと彼女にしては珍しい英国訛りの台詞まわしの可愛さに免じてスコアアップ。それでも星ふたつ。
柏エシディシ

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