少林36房

ピーターラビットの少林36房のレビュー・感想・評価

ピーターラビット(2018年製作の映画)
2.6
ある意味、
無茶苦茶な事を言って強奪を繰り返す
“北斗の拳”の悪党どもと同じように、
「ここは我々の畑だ」等と勝手な事を言って
何度も繰り返し人様の畑を散々荒らし強奪しまくる
 ピーター率いる兎ども。

隣の家の畑が兎達に荒らされる様子を見て
「この畑は皆んな(兎ども)の物よ」
「兎たちは何も悪い事をしてないわ」等と
とても正気とは思えない発言を繰り返す
 隣の家に住んでいるヒロイン。

兎達と闘う理由が
畑を守る為なのか
メンヘラの上、動物迫害主義者ゆえなのか、
その動機が観ていてよく解らなくなってくる
 兎達に畑や家を荒らされ続ける男。

そんな奴ら誰一人(一匹)とも
共感も、応援する気も、可愛らしさを感じる事も、
最後まで全くもって無く。
勿論、そんな奴らが協力し合ったとて
「どうでもいいや」としか思えない状態。

序盤から最後まで退屈というよりは
イライラしっぱなしでした。

「もう、ダイナマイトで皆んな吹き飛べばイイのに」
と、叶わぬ展開を願ったりも。

そんな事もあってかエンディングロール後の
「皆さまと愛するウサちゃんの幸せな日々が続きますように」
というメッセージを冷めきった目で見る事に。

2018年5月に映画館で鑑賞
少林36房

少林36房