福助

ピーターラビットの福助のレビュー・感想・評価

ピーターラビット(2018年製作の映画)
3.2
それにしても日本版の予告はなぜ映画の本質から離れたものになってしまうのだろうか
かわいいピーターラビットと仲間達が美しいイングランドの自然を謳歌する愛あふれる映画……というよりは、凶悪でパリピーのピーターラビット達が人間をボッコボコにするというぶっ飛んでる映画でした。
とにかくウサギがえげつない攻撃で人間にゲリラ戦を仕掛けてくるし、対抗する人間も本気で殺る気というのが困惑させられますが、そこはさすが英国というか、ブラックジョークぶちこみまくりで笑ってもいいかなぁって。

やたら本気度のアクションシーンなのですが、監督はプライベートライアンを参考にしたとか。
兵士が指で合図するかのような耳でシグナルを送りあったりとか、隠れ方の動作とかそのまんま戦争映画使えそうな感じなのも納得。

ウサギもヤバいけど人間もなかなかのヤバい人達で、ピーターラビット達が唯一、心を許せる女性は前衛過ぎて何書いてるのか全然わからん画家だったり、その隣人が亡くなり、引っ越してきた甥は神経質で潔癖症という、いくら堺雅人に似ていても無理!って感じなのです。

壮絶なバトルの果てに起こる悲劇とその後に起こる怒濤の展開でラストもかなりいい感じ。
誘われなければそこまで観ようとは思わなかったのですが、これは全然アリ。子供のためだけじゃない映画でした。

あと、ピーターラビットの妹達は、SWのディジーとハーレイクインとGOTG2のアイーシャという謎に豪華な配役でしたが、全然わかんねーよ!