怒りの映画当たり屋ヨッシー

ピーターラビットの怒りの映画当たり屋ヨッシーのレビュー・感想・評価

ピーターラビット(2018年製作の映画)
3.6
『ウサギと人間の仁義なきガチバトル!』

ビアトリクス・ポターの同名の児童書を実写映画化。

青いジャケットがトレードマークのうさぎピーターと大都会から来た青年トーマスの壮絶(?)な闘いを描く。

監督は『ANNIE/アニー』などのウィル・グラック。
出演はドーナル・グリーソン、ローズ・バーン等。

原作は未見。一応『ピーターラビット』というキャラクターは名前ぐらいは聞いたことはあるがほとんど知らない。

最初の予告編を見たときは『パディントン』的な人間と動物のハートウォーミングな交流の話と思っていたが次の予告編を見てビックリ‼️
「え?これパディントンじゃなくてテッドの方?」と若干困惑だった。

そして、実際に見てみた結果は...ある意味予想以上のものだった。

ピーターとトーマスの戦いはもはやケンカの領域を遥かに超えほとんど殺し合いになっている。
ピーターの道具を使ったトラップの数々は『ホーム・アローン』のようで楽しいが、それがどんどんエスカレートして命の取り合いにまでなっていくのはなかなかビックリ。
正直かなりやり過ぎな感じが否めないがみてる間は爆笑して楽しんでた。

やられるトーマス役のドーナル・グリーソンのヘッポコぶりもなかなか楽しい。ウサギたちにやられた時のリアクションは最高に笑える。

何よりウサギ達が最高に可愛い。CGの技術は凄まじく、毛並みのモフモフさや濡れた時の質感などの再現度は素晴らしい。
ウサギらしい可愛らしい仕草もたくさんで、特におでこを合わせるシーンは超可愛い。
それぞれのウサギ達は全員個性的で面白いし、ウサギ以外にも面白い動物達はたくさん登場する。

はっきり言ってピーターが割とクズい性格だからあんまり教育上よくないように見えるけど、一応ピーターが暴走した結果、しっぺ返しを受けることになってるし、それに対して反省する展開はあるからそんなに悪いわけではない。
ただ、流石にアレルギーのあれはやり過ぎだね。本国の方でもだいぶ炎上しているらしい。

そこそこツッコミどころはあるけど、可愛らしいウサギとまさかの超絶ガチのバトルは十分に堪能できる楽しい作品。原作ファンがどう思うかはわからないけど、個人的にはオススメ。