大筋は絵本ベースのほんわかした動物たちと人間の愛の話。
そこに、メタ表現や戦争映画パロディなどの大人にしかわからんだろう小ネタだ散り散りに入っているから、最終的な後味が「ウサギvs人間の戦争映画だったのでは？」となる。
ウサギも人間も間違いなく殺意があった(加えて殺そうと思う理由もわかる)し、それは真っ直ぐなピュアな殺意なので正に戦争だったよ。
あとは、ニワトリ！！
夜明けに鳴くニワトリが登場するんだけど、あいつは大人の心を叫んでいたのでセリフ集が欲しいくらい、ニワトリにハートを鷲掴みされた。
最終的にはちゃんと戦争はダメって思えるから、いい映画じゃないかな。
