ダースペーター

ピーターラビットのダースペーターのレビュー・感想・評価

ピーターラビット(2018年製作の映画)
1.0
『パディントン』のようなファミリー向けコメディーではございません、大人専用のブラックコメディーです。子どもには、百害あって一利なし、絶対見せるべきではないと思います。
特に小さな子が観たらトラウマになるオカルト映画です。

↓↓↓行間の下はネタバレです。ごめんなさい、悪口しか書いてません。






先ずオープニング。
ピーターが野菜を盗んで捕まったとき、ビアが助けに来ました。その時、彼女は「ウサギは本能でやっているだけ…」みたいな言い訳をしていたけど、、、それって、逆ギレでしょ!悪いのウサギだよ。かばうなら、先ずは、ごめんなさい言えよ!この、女、、くっそ性格悪っ!
と、いきなりビアを嫌いになりました。

そして、その直後にとどめを刺されました。ピーターのお父さんが殺されるシーンで。
あのシーン要らなくないですか?
見えていなかったけど、充分にグロい!
しかも、パイにして食べちゃう…って、ハンニバルレクターかよっ!
あまりに残酷過ぎで、全く笑えない。

さらに、隣の爺さんが死ぬシーン。
どう見ても、ピーターが爺さんの心臓に負担を掛けていたとしか思えない。直接手は出していないけど、引き金を引いたのは間違いなくピーター。つまり、角度を変えて見れば、あれは病死でなく、殺人です。
その後も彼は殺人未遂を繰り返しますが、イタズラの次元を超えていて全く可愛げがない。
『ホームアローン』は、悪者を追い払う為にやった正義の手段。だけど、奴らのやっていることは全く正当化できない。
だから、ピーターを嫌いになってしまい、彼が何をしても全く笑えなかった。

最後は上手くまとめたつもりでしょうが、子どもには絶対悪い影響を与える映画です。
"逆ギレ"、"残酷"、"殺人"、が描かれたこの映画はPG指定すべき映画です。
少なくとも吹き替え版まで上映して家族鑑賞を促す内容では絶対にない!
私はこの映画を嫌いです。

楽しんだ方が多いのに、悪く言ってごめんなさい。すみませんでした。

星☆ひとつはニワトリへ。あいつだけ憎めなかった(^^)