ピターラビットに新たな敵が加わり、庭にある野菜の全面戦争が始まる。
ピターラビットの原作は父親が人間に食べられてしまうというかなり現実的な冒頭から始まる。(原作ではこの描写は道徳的ではないと切り取られている場合がある)
つまりピターラビットは原作が始まった頃から死の予感が隣り合わせで考えられている。
そして今回の映画、まさに死と隣り合わせの全面戦争！
この映画の素晴らしいところは冒頭で
「この映画は教育的ではありません」
と大きな声でうたっているところ。
ピーターラビットと言えば学校や幼稚園に必ず置いてあり、堅苦しい教材のような作品だと思われがち。自分もそう思ってました笑笑
この映画はそうじゃなく、本来のピーターラビットを取り戻すべく、時には暴力的に時には動物と人間との交流を交え、堅苦しさを削ぎに削いだ作品となっている。
テッドを思い出したし、カートゥーンネットワークのようなコミカルさもあったと思う。
とにかく笑ったし、ハッと驚かされたシーンもあった。
最高でした！
