自然豊かな田舎で暮らすイタズラ好きのウサギ、ピーターラビットと兄弟たちが都会からやってきた青年と対決するコメディ。
世界中で愛され続ける名作児童書を見事なCGで初実写映画化した作品。
もっとハートウォーミングなのを想像していましたが、いい意味でピーターラビットのイメージを壊してくれました。なかなかシュールな笑い。
メタ的なセリフもあったり、ウサギたちの個性的なキャラもですが、敵対する青年トーマスの意外にもブッとんだところとか良かったです。
吹き替え版だからかもしれないけど、登場人物たちの掛け合いの間とかテンポが良くて笑いのコント的な部分が僕は面白かったです。
ドアノブのビリビリのくだりとか最高でした。あそこのBGMの使い方とか、何回も出てくるいわゆる“てんどん”という笑いの技術。もはや日本人(というか関西人)が脚本書いたのかと思う。
そして、めっちゃ面白そうなところをあえてハイライトにするというセンス。
“この手のお話は大抵うまくいくもの”
ニワトリの吹き替え版がまさかのあの人で笑いました。